卒業、それはひとつのステップが終わり、新たなステップへと繋がる大切な人生の節目であり、何かをなしえた感慨もある晴れの儀式でもありますね。
祝福の言葉とともに、次なるステップへの激励や、役に立ちそうなアドバイスなどを盛り込むとよいでしょう。
当人だけでなく、ご両親へのねぎらいの言葉もあると更によいですね。
お祝いは、卒業式の直後に当人の手もとに届くことを目安にしてください。
知人のご息女へ中学卒業のお祝い
○○ちゃん、中学ご卒業、おめでとうございます。
ついこの間、初めての制服姿を満開の桜とともに拝見したような気がしておりましたが、もうご卒業なのですね。
お母様にうかがいましたが、進学される学校は○○ちゃんのご希望どおり、公立の△△高校とのこと。
学校の課外活動も忙しいなかで、あの難しい学校に合格されたとは、○○ちゃん、本当によく頑張った三年間を送ったのですね。
重ねておめでとうございます。お父様、お母様もさぞかしお喜びでしょう。
ご卒業のお祝いに何か記念になるものをと考えてみましたが、妙案が浮かばず、この手紙に少しばかりのしるしを同封させていただきました。
お母様とご一緒に、何かの足しにしてくださいませ。
末筆ながら、次の高校生活三年間も、さらに充実した時間となりますよう心からの声援をお送りいたします。
まずはお祝いまで。
ご子息が高校卒業された知人へお祝い
このたびご子息○○様が優秀なご成績で、高校の全課程を修了されたとのこと、まことにご同慶のいたりに存じます。
すでに四月から通われる大学も、高い競争率を突破してお決まりになっていらっしゃる由、まことにおめでとうございます。
○○様には、今後ますます勉学に励まれ、有意義な学生生活を送られますよう、よろしくお伝え下さいませ。
お祝いに心ばかりのおしるしを同封いたしました。些少ながら、なにとぞお納めください。
まずは一筆ご祝詞まで。