新築祝いというのは、贈り物を伴った形で頂戴することが多いですね。
お祝品を携えて新居へ訪問してくださる場合もあり、口頭でもお礼を伝えられますが、ここはやはり、後日あらためて手紙でお礼を述べる丁寧な形にこだわってみるのはいかがでしょうか。
いっそう、新築祝いを喜んでいる気持ちが相手のかたにも伝わって、よりよい関係を結べると思います。
頂戴した品物には、相手のかたの心が込められています。
感想を具体的に述べて、その心に応えられるようにしましょう。
品物が手もとに届いてから時間を置かずに、早くお礼をしたためるのがポイントです。
新築祝いを持って訪問してくださった知人へお礼
先日は新居を訪ねてくださってありがとうございました。
こんな辺鄙なところにいらしてくださるとは思っていませんでしたので、本当に嬉しく思っております。
頂戴した絵画は、玄関ホールかリビングか、と悩んだあげくに、やはり○○様のご提案どおりにリビングに飾らせていただきました。
「素敵な絵はいつも眺めていたい」、ですよね。
リビングに入る海風に吹かれながら、この絵のなかにある航海を楽しみたいと思います。
さて、お帰りの際にお持ちしていただこうと当地特産の干物を用意しておりましたが、話があまりに弾んで舞い上がってしまい、すっかり失念しておりました。
ささやかながらお礼のしるしです。
別便にて送付いたしますので、どうかお納めくださいませ。
暑さのみぎり、お体には気を付けてお過ごしくださいね。