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法要案内の参考に!心を込めたはがき例文集
法要案内はがきは、故人を偲び、親族や知人を招待する大切な手段です。その文面には、尊敬と感謝、そして心からの歓迎の気持ちが込められています。この導入文では、その重要性と、どのように心を込めた文言で案内状を作成するかを簡潔に紹介します。
周年法要の案内、遠方の親族への案内、友人や知人への案内といった、様々なシーンに合わせた文面を通じて、故人との思い出を大切にしながら、適切なマナーで案内状を作成するヒントを得られるでしょう。
法要案内のはがきとは?
法要案内のはがきとは、仏教の儀式である法要を行う際に、親族や知人を招待するために送る案内状のことです。このはがきには、法要の日時、場所、行う寺院名、そして連絡先などの基本的な情報が記載されています。
また、参列を依頼する文言や、故人との関係を簡潔に述べることもあります。デザインは落ち着いた色合いで、格式を重んじたものが多く見られます。日本の伝統的なマナーに則り、故人を偲ぶ場としての尊厳を保ちつつ、招待する側の心遣いが表現されていることが大切です。
様々なシーン別の例文
周年法要の案内はがき
周年法要の案内。はがきでは、「故人の第〇周忌にあたり、皆様と共に故人を偲ぶ時間を持ちたく存じます」という、記念すべき年に敬意を示す文面を記載する。
- 尊重と敬意:故人に対する尊重と敬意を表現し、参列者にもその気持ちが伝わるようにする。
- 感謝の表明:参列者への感謝を示し、共に故人を偲ぶことの大切さを伝える。
- 日時・場所の明記:法要の日時や場所を明確にし、参列を便利にする。
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。 早いもので、故【故人名】がこの世を去ってから〇年が経ちました。命日にあたり、第〇周忌の法要を執り行いたく存じます。故人もきっと、皆様と共に過ごした時間を大切に思っていたことと存じます。 ここに、故人を偲び、また皆様とのご縁を深めるひと時を共に過ごしたく、法要のご案内を申し上げます。 【法要の日時】 【法要の場所】 故人の思い出を胸に、皆様のご参列を心よりお待ちしております。 敬具 【差出人名】 【連絡先】
遠方の親族への案内はがき
遠方に住む親族に対する法要の案内。はがきには、「遠方にお住まいの皆様へ、この度の法要へのご参加を心よりお待ちしております」という、遠くからの参加への感謝と期待を込めた文面を添える。
- 心からの歓迎と感謝:遠くからの参加への感謝と、彼らの出席を心から歓迎する気持ちを示す。
- 移動の負担への配慮:長旅をして来る親族への配慮を示し、その努力を評価する。
- 法要の詳細の提供:日時や場所などの詳細を明確にし、遠方から来る親族が計画を立てやすくする。
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 この度、故【故人名】の〇周忌の法要を下記の通り執り行う運びとなりました。遠方にお住まいの皆様におかれましては、多大なるご負担と存じますが、この機会に故人を偲び、共に過ごす時間を持てればと存じます。 故人も、皆様との絆を大切にしておりました。そんな故人の思いを胸に、遠路はるばるお越しいただけることを、心よりお待ちしております。 【法要の日時】 【法要の場所】 ご多忙中のこととは存じますが、ご参列賜りますようお願い申し上げます。何卒宜しくお願い致します。 敬具 【差出人名】 【連絡先】
友人や知人への案内はがき
故人と親交のあった友人や知人への案内。はがきでは、「故人との思い出を共に語り合い、偲びたい」という、親しみや思い出を大切にする文面を用いる。
- 親しみや思い出の共有:故人との親交や共有された思い出を大切にする気持ちを表現する。
- 共感と共有の誘い:友人や知人に、故人を偲び、思い出を語り合う機会への参加を促す。
- 故人への敬愛の表明:故人に対する愛情や敬意を示す文言を含める。
拝啓 初夏の候、貴方様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。 さて、故【故人名】の〇周忌に際し、法要を下記の通り執り行います。故人は生前、皆様との深い絆と楽しい思い出を大切にしておりました。 そんな故人を偲び、共に過ごした時間を心に刻むため、故人と親交のあった友人・知人の皆様にもご参列いただければと存じます。故人との思い出を共に語り合い、偲ぶひと時を持てれば幸いです。 【法要の日時】 【法要の場所】 忙しい中とは存じますが、ご参列いただけますようお願い申し上げます。何卒宜しくお願い致します。 敬具 【差出人名】 【連絡先】